現在は、営業システムの開発に携わり、設計から開発、リリースまでの一通りの流れを担当しています。
某企業に常駐して、お客様のリクエストに対応していますが、営業システムを使っているお客様は、ITのシステムに詳しくない方がほとんどです。 それだけに、どんなことを求められているかを聞き出すのが難しくもあります。

実際に、モニタ画面や、紙にプリントするなど目に見えるものを使って、
「ここに新しい機能を足すと影響が出て、修正範囲がこんなふうに及びます」というような 確認作業をお客様と一緒にやりながらシステムを作っていくことになります。

今年で９年目を迎えましたが、仕事をするに当たっては、常にお客様のことを考えながら、理詰めに物事を考えるようにしています。
ロジカルな発想は、弊社に入社して磨かれた能力の一つだと思います。

北海道の出身で、上京して大学は法学部に入りました。就職してもできれば、東京を動きたくなかったこともあり、IT業界を調べていくうちに、大きな転勤がないということが分かりました。私にとっては大きな魅力でした。

加えて、時代の流れと同じ速度で進化している業界であり、ずっと勉強が必要になるだろうと思いました。 幸い、勉強自体は嫌いではありませんし、勉強することで、いろんな刺激を受けることもできるとも思いました。 そんな将来性と自分の適性を考え、ぜひチャレンジしてみようと思いました。弊社は、社員同士の仲がよく、アットホームな雰囲気です。
お互いを尊重し合って、なんでも言い合える社風です。
ロジカルな発想は、入社して鍛えられたと言いましたが、入社してすぐに、上司から「なんでそうなるかとか、 その理由をちゃんと意識しながらやるとやらないでは大違い」と言われました。

「いまはその理由が見えないかもしれないが、数年先が大きく違ってくる」と言われ、それを守って仕事をしていたら、ほんとにそうなりました!

就職活動をしている時に言われて、いまでも心に残っていることがあります。
就活をしていると、どうしても自分がその企業から選ばれる、選ばれないという受け身の立場になりがちです。

ですが、発想を逆転して、自分が企業を選ぶ側に立っていると思ってみてほしいと。 こんなにも沢山の企業があるなかで、自分にふさわしい会社といかに運命的な出会いをするかは、すべて自分自身にかかっているのだと。
私自身も、この言葉に救われて、弊社との出会いを果たすことができました。

仕事をしていると、常にお客様のことを考え、ロジカルに伝えようと努めても、うまく意思疎通ができない場合もでてきます。
そんな時は、自分の持っていない考え方を知るチャンスであり、それが逆に面白いと思うようになってきました。 ディズニーランドが大好きで、オフには、気の合う友人と何度も行っています。同じものを見て、楽しいね、面白いねと言い合える雰囲気が最高です。

仕事で苦しいことがあって、愚痴を言ってストレスを発散するよりは、楽しいことをして、嫌なことを上書きするとでも言いますか、 苦しい時間があったら、残りの時間は楽しい時間で埋めるという発想です。その意味で、私の生き方のキーワードは、徹底して「楽しむ」かもしれませんね。